車09

車のエンジンから、カラカラやガラガラといった変な音が聴こえたら不安になりませんか?

家族や友人などの同乗者に指摘されるのも恥ずかしかったするものですが、それ以上に心配なのは、

この状態で乗り続けてもいいのだろうか?

ということだと思います。

それでは、このエンジンの異常な音について、いろいろなケースとともに

エンジンの異音を解決する3つの方法

をあげていきます。

まずチェックすること

最初に、エンジンオイルの量をチェックして下さい。オイルがきちんと規定の量まで入っていても異常な音が続くようでしたら、次のチェック項目に進んでください。

オイルが古い場合は交換してください。
オイルの量が足りない場合は、追加して規定量にしてください。

スズキの軽自動車(ワゴンRなど)のK6A型エンジンは、始動時にガラガラという異常な音が一瞬起こります。K6Aエンジン特有の異音についてはこちらをご覧下さい。

異音が発生する原因は?

車13

さまざまな部品で成り立っているエンジンは、金属部品が合わさる構造上、大きな摩擦音や打刻音が生じます。その音を小さくしたり、焼き付き防止のためにエンジンオイルで油膜を作ります。これらのことから、

エンジンの異音の原因は、

・エンジンオイルが足りてない
・エンジンオイルが劣化している
・オイルラインが詰まっている
・エンジンの内部に傷がある

などによって、異音のトラブルが起こっていると考えられます。

言ってしまえば、

オイルメンテの不良がトラブルの原因

なのです。

これまでいかにきちんと

定期的なエンジンオイルの交換をしてきたかが重要なのです。

もうオイル交換しても手遅れ?

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エンジンオイルが原因と知って交換しても、時すでに遅し

カラカラ、ガラガラと異常な音がエンジンから聞こえたからと、今すぐにオイルを交換をしても、エンジンの内部はこのような状態で手遅れでしょう。

オイル交換を怠っていた期間が長ければ長いほど、蓄積された鉄粉カスがオイルが流れる経路を詰まらせ、異音が出ている状態になっています。このような状態ではまず、

オイル交換をしても異音はなくならない

のです。

オーバーホールでエンジンを分解・清掃して、どす黒くこびりついたカスを綺麗に除去することが必要です。

このように綺麗なエンジン内部の画像と比べてみると、その差は歴然ですが、

異音トラブルに、エンジンのオーバーホールはつきもの

といえます。

エンジンオーバーホールにかかる時間と工賃について

車04

外部から異音の原因や部位が特定できないケースでは、オーバーホールで原因究明を行います。その際の修理費用は、かかった時間単位での計算になるので、ここではおおまかな時間と工賃を算出してみましょう。

一例として、標準的な1500ccコンパクトカークラスの4気筒エンジンの場合、

・エンジンの分解=約1~2日
・部品の洗浄や研磨=約2~3日
・再度の組み立て=約1~2日

と、約4日から7日の作業日数で、8,000円/時間の工賃で8時間/日の作業時間とすると、

8,000円×8時間×4~7日

で算出します。このケースのエンジンのオーバーホールにかかる金額は、

256,000円から448,000円の費用

という、驚きの出費となってしまいます。

しかも部品代はこれに含まれず別料金

オーバーホールでバラバラにすることによって、傷んでいる部品が確認できますが、もし破損している部品があれば、部品代は工賃とは別に請求されるということも肝に銘じておくことです。

エンジンの異音がある時にどうするべきか

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異常な音がするエンジンはどうすれば良いのでしょう

・オイル交換をサボっていた
・そのままでは直らない
・自分でエンジンのオーバーホールはできない

など、現状は頭を抱えている状況だと思います。それでは、ここから先は異音の解決方法を3つあげていきましょう。

その他のエンジン異音のケース

車06

ここからは、前述の代表的な異音の3つのケースを、わかりやすく説明していきます。

①バルブタペット

バルブタペットという部品がエンジンパーツにあります。

例えば、DOHCエンジンで、カムシャフトと吸排気バルブとの間でカムの回転型の動きを直線往復運動に変える部品がタペットです。ここにバルブクリアランスという一定の間隙があるのですが、経年変化で摩耗して間隔が広がったことが原因で、カラカラという変な音がする場合があります。

修理代と修理する際の目安

作業工賃の例をあげると、安価なエンジンで15万円から20万円前後。バルブ本体などの部品代は別途数万円くらいで合計で30万円前後となるため、中古エンジンの載せ替えを勧められることが多々あるようです。

車の査定額が50万円から80万円以上で、あと4年以上乗る予定があれば、修理を検討する選択もありかと思います。

②ピストンリングの摩耗

ピストンリングとは、エンジン内の爆発を上下運動に変換するピストンに装着される部品のことです。

そのピストンリングが、オイルメンテの不良や過走行で磨耗して、内壁との隙間が広くなることが原因で、ガラガラという異常な音が生じてしまうことがあります。

修理代と修理する際の目安

ピストンリングは数千円から高くても数万円程度ですが、ピストンを分解する工賃が20万円以上となるため、こちらも30万円前後の出費を見ておいた方が良いでしょう。こちらも①バルブタペットのように、中古エンジンの載せ替えを勧められることが多いようです。このケースは修理が深部に及ぶため、

車の査定額が80万円から100万円以上で、あと4年以上乗る予定があれば、修理を検討してみてはいかがでしょうか。

③コンロッドメタルの摩耗

コンロッドやクランクという回転パーツの軸受け部分であるコンロッドメタルやクランクメタルが、オイルメンテの不良や過走行で磨耗して軸受け部分の隙間が広がることが原因で異音が生じます。

修理代と修理する際の目安

このケースはエンジンの下半分を分解するため、修理代が少し安価となります。オイルパンをめくって作業する工賃が10万円前後で、メタルの部品代を合算して少なくとも15万円から20万円は見積もっておきましょう。この場合は、

車の査定額が30万円から50万円以上で、あと2年以上乗る予定があれば、修理も選択の余地があると思います。

できるだけコストを抑えるために

車05
今のままの状態は不安があるし
すぐにでも修理したいとは思うけど
できるだけ費用は抑えたい。

当事者としては、こういう風に考えることは自然なことだと思います。

ただでさえ、車にかかる維持費で頭が痛いのに、修理代とか突然の出費は考えたくもないでしょう。

乗り換えと修理、どちらがいいのか。

この問題を解決するには、なにはともあれ、今の車の価値がどのくらいなのかを知ることが先決かつ重要です。

車の価値を知るのと知らないのは雲泥の差?

車10

あっと驚く結果が!!

かれこれ20年近く乗り続けてきた仕事用の古いバンは雑に扱ってきたせいか、内装も外装もボロボロ…。

つい最近、エンジンの不調が気になって、修理する前に査定額がいくらなのかを調べてみたんです。

そうしたら、17万kmも走行しているボロ車に40万円ものビックリ価格がついて驚いたのなんのって!

話によるとどうやら海外へ輸出されるようで、日本では価値の低いボロ車でも、海外ではまだまだ需要があるようですね。

狐につままれたような感じですが、修理云々の前に、ひとまず車の査定額を調べてみたら、意外とお得なことがあるかも、ですね。

和歌山県 えとうみきお さん

と、思わずにっこりしてしまうケースもあれば、

20万円もかけたのにウソ?!

車の修理を20万円ほどかけてしたひと月後、家庭の事情などでその車を売って乗り換えることになってしまいました。

その時の査定金額が驚きの16万円?!

ええっ?
せっかく20万円以上かけて修理したばかりなのにウソ~!

と思わず叫んでしまいましたが、あらら~と苦笑されて崩れ落ちる結果に…。

どうして修理前に教えてくれないのよ~!?

修理する価値もない車だから思いとどまって!!とアドバイスしてくれてたら、絶対修理なんてしなかったのに~!

札幌市・会社代表 5時5時さん

このような泣くに泣けない失敗エピソードもあったりします。

後悔先に立たず

多少手間をかけてでも、事前に車の価値を調べておくのは、転ばぬ先の杖ですね。

古い車に高額の査定額がつくのはなぜ?

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それでは、どうしてそんなに古い車に驚きの査定額がつくのでしょうか?

手始めにこちらのオートオークションの取引履歴画像をよくご覧になって下さい。

こちらは中古車のオートオークション結果の画像ですが、走行距離20万kmロ以上の20年以上前のハイエースにも関わらず、

420,000円もの高額な落札価格

がついていますね。

さらにこちらの別の画像はプリウスですが、

23万kmの10年落ちプリウスが32万円

と、ビックリの高値がついています。

あなたの車は走行距離何kmですか?

さあ、修理しようか迷っているあなたの車は、これよりも古い車?それとも、これよりも多い走行距離?

古い車がこんなにも高値で取引されるその理由とは

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なぜ古い車なのに思った以上の高額で売買されるのでしょうか。その理由は先にも述べましたが、

貿易輸出の対象車は高額になる

のだということです。以下の例もあります。

このようにロシアなどになると、なんと水没した車まで輸出されている現状もあるのです。

水没車だろうがものともせず、どんどん買い入れるロシアは、

・エンジンに異音がある
・ATが滑っている
・走らない・動かない

こんなことは問題視していません。

どんな車でも驚くほどの価値が眠っている。

このような現状もあって、日本の中古車の相場は高いことを頭の隅に置いておいてください。

売らなくてすみません
今の車はちょうど7年経って、3回目の車検辺りから不調があると言われていて、とうとうトラブル発生。まあ普段から乗ってない上に、オイル交換を面倒くさがっていたせいで、コンロッドメタルという部品がダメになってしまいました。調べてみたら、7年経っているのに思った以上に査定額が良かったので、愛車を手放すのも惜しくて修理することに決めました。見積もりしてもらった業者さんにまで、「今度からは定期的にオイル交換はして下さいね」ってにっこりと釘を刺されて恥ずかしかったけど、査定額を聞くだけで売る必要はないんだと、改めて思いました。今度は家族のワゴンRも、査定額を調べてみようと思っています。

さいたま市 次はヴェルファイアが欲しい!! さん

最後に一言

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こういう場合、やはり一番の対処法は早めの修理です。

それが最善策だと思います。

ですが、そういう状況でも、

どうやって費用をかけずに処理するか

が肝だと思います。

なくてはならない相棒として車と付き合っていくためにも、その価値を知っておきましょうというお話でした。

少しでも参考になりましたら嬉しく思います。

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